がんを公表された有名人の方たちの、「がん発覚」までのいきさつを知ることで、少しでも早期の発見の手掛かりにでもなればと、時間をかけて事例をまとめていきたいと思います。
今井雅之さん
腹痛が続いてクリニックで受診したところ「腸の風邪」と診断され。症状は一向によくならず3か月後に仕事先の西宮の病院でCTでの検査を受けたところ、がんが2、3か所腸を塞ぐ「腸閉塞」のような状態で発見される。
今井さんのように進行がんであっても、すぐに癌と診断されなかった。この症例を見るといかに初期の段階で「がん」を見つけることが難しいこともわかりますね。
かかりつけの病院で「大丈夫」と言われれば安心しますよね。

竹原慎二さん
2013年、頻尿や残尿感が続き。主治医の診察を受け「とくに悪いところがない」と診断され続け約1年後、血尿が出たことで、ようやく主治医に紹介状を書いてもらい、検査した結果。
膀胱がん、ステージ4
治療中もブログを更新され、壮絶な治療の末、見事に社会復帰!
現在YouTube等で、現在も活躍中。ステージ4から見事に復活をされた方の一人です。
YouTube
大島康徳さん
2016年10月、大腸がん
大島さんの場合はブログで記事にされていたので、そのリンクを貼っておきます
①奥さんから、瘦せ方が変と心配される

②かかりつけの診療所で血液検査

③紹介された病院にて検査

④触診~告知

沢木和也さん
2020年4月。食道がん+下咽頭がん。
撮影現場で、声が裏返ったりして、上手く発声できなくなったり違和感を感じ、その場にいた女優さんに軽い気持ちで相談したところ、病院で診察をすることを進められる。
声だということなので、呼吸器内科で診断したところ、心臓にも肺にも異常がなく「耳鼻科」での診察を勧められる。ここで(そんなはずがない、あきらかに身体の異常がある)そうじゃないと確信していた沢木さんは、普段かかりつけにしている病院で診察をうけ、「しばらく胃カメラやっていないから」試しにやってみようか?と軽い感じで見てみると、あっさり癌を発見された
胃カメラ検査をしていなかったら、更に発見が遅れていた可能性がありますね。
※沢木さんも最初の病院で、癌の診断はされていない


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中村獅童さん
2017年5月。肺腺がんステージ1aという早期がん。医師から「すぐに手術をすれば」
完治する!
とお墨付きを言われるほどの早期がん。
生涯、2人に1人が「がん」にかかると言われる中、この時点で見つかる癌は喜ぶべきことなんでしょう。
宮迫博之さん
2012年スキルス胃がん。
あと半年発見が遅れていたら…宮迫さんも幸運です。怖いと言われたスキルス癌。でも最初人間ドッグで診断されたときは「内視鏡でとれるレベル、そんなに急いで切除するほどでもない」と言われたが、やはり癌ということもあり怖いので、別の病院で診断してもらったところ「すぐに手術するべきなスキルス癌」と診断。あと半年遅れていたら大変なことになっていたそうです。
セカンドオピニオンの重要性のある症例ですね。